2006年 10月 16日
晴耕雨読 |
娘がサイクリングに行きたいというので、父親としての功徳を積んできました。
マニラ郊外のマリキナ川。河川敷がサイクリングコースになっています。日頃の運動不足解消を兼ねて、往路は快適な道中。
「さあ、ここらで引き返そうか」という所で一休み。河原に寝転がり、バッグに忍ばせた芋焼酎を頂きます。昨晩haranaさんから頂いた「晴耕雨読」。←ここを見ると「男の浪漫」だそうです(笑)。大変おいしゅうございました。
しかし、間髪を置かずに「昼間から焼酎を飲んだ」天罰が・・・。復路の途中で突然の大雨。隠れる場所も無いまま、あっというまに濡れ鼠。
ずぶぬれになった娘は「だから早く引き返そうって言ったのに、パパがライスワインを飲んでのんびりしてるから」と恨めしげにブツブツ。
いや、あれは日本酒じゃない。焼酎と日本酒は違うものなんだ。それに、
おまえが「サイクリングに行こう」って言ったんじゃん!
「晴耕雨読」の蔵元も「雨が降りそうな日は家で本でも読め」って言ってるのにさ・・・。泣くなよ、雨に濡れたくらいで・・・。
ほうほうの体で車まで戻り、着替えて飯。娘のリクエストは、相変わらず「蕎麦」。しかし、いくら日本食がブームといっても、蕎麦が食える店なんてマニラにそうそうありゃしません。
で、娘が帰途見つけた店が「太った少年」。もう、店名を聞いただけで不味い「ざるそば」が出てくる予感が・・・。「たべましょう」って言われてもねぇ。
肝心の蕎麦は予想に反して意外にまともでしたが、めんつゆが最悪。めっちゃ甘い。つゆというよりむしろ蜜。娘は半分食ったところで「このつゆいらない」。
それでも蕎麦が食いたい娘は、残りの蕎麦に塩をかけて平らげ「もうこのお店には来たくない」。
おまえが「蕎麦が食いたいからここにする」って言ったんじゃん!
最近は十割蕎麦を塩で食う蕎麦好きがいるみたいだけど、江戸っ子はやっぱり、ざる蕎麦は真っ黒いつゆに浸けて食わないとねぇ。
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by miccasharon
| 2006-10-16 02:01
| フィリピン雑感